血糖値の急激な上昇を抑える玄米

玄米と精白米の違い。胚芽の有無と、米糠で色が異なる。

お米を食べると調子が悪くなる?


私自身が白米を食べると調子が悪くなることに気づいたのは、つい最近のことです。

小さい子どもの頃から、

朝ご飯に白米と味噌汁


は当たり前のことだったので、それを疑うことはありませんでした。

それに毎日の調子が悪いわけではありませんでした。

しかし、あるときに、合宿でカレーライスに白米を食べた時にとても調子が悪くなったことに気づきました。

そして、家で朝に白米を食べて、体がだるくなり眠たくなり、一日の始まりがとても辛いことが続きました。

あれ?もしかしたら、ご飯(お米)が原因?


そんなことに気づいてから、何回か食べたところ、やはり体の異変に気づきました。

そして、昼食の居酒屋ランチなどで白米を食べると、やはり昼過ぎに眠くなる現象に襲われたため、白米が原因じゃないかと確信したのでした。




 

白米と血糖値の上昇


白米は、すぐにエネルギーに変わると言われています。

お米が消化されるとすぐに糖分へと変わり、血液中の血糖値が急上昇します。

お米がすぐにエネルギーに変わるということで子どものうちは良かったかもしれませんが、大人になってくるとこの血糖値の上昇が身体へ負担をかけることがあります。

この血糖値の上昇で眠くなったり、めまいを引き起こすことがあるのです。

お米を食べると糖尿病になる?なんて話を聞いたことがあるかもしれません。

砂糖じゃないのに、なぜ糖尿病に?


白米が糖分に変わり血糖値を上昇させますが、血糖値が急上昇するのは体に大きな負荷がかかります。

ですから、この血糖値の上昇を抑えるために、すい臓はインスリンを出します。

しかし、急激な上昇が頻繁に続くと、すい臓のインスリンを出す機能が壊れてしまいます。

これが糖尿病です。

糖尿病になるとインスリンが体内で作られないため、注射などで打つしかなくなります。

インスリンで血糖値の上昇をおさえられないとどうなるか?

「食後高血糖」の状態となり動脈硬化、そして脳卒中などを引きおこす原因となります。

また、血液の中の糖が多すぎて使われなかった場合、逆にこのインスリンが悪い作用を引き起こします。

このインスリンが脂肪をつくってしまうのです。

つまり、炭水化物や白米が太ると言われている由縁は、こういうところにあったといえます。

 

白米と玄米の違い


白米は血糖値を急上昇させますが、玄米にはその作用はとても少ないです。

玄米は白米のおおよそ2/3となっており、血糖値をあげにくい傾向があります。

加えて玄米と和食(味噌汁や魚)と一緒に食べると、なんと、1/3にまで血糖値上昇を抑えると言われています。

すい臓が負担を強いられるのは、血糖値の急激な上昇と下降によるものです。

乱高下することによって、インスリンの出番が増えるのです。

そもそも血糖値の上昇が急激でなければ、血液中の糖も自然に体内で使われていき余ることはありません。

玄米は、ダイエット効果など身体への負担が軽減されるのです。


血糖値上昇を防ぐ玄米食と食べ方


それでも玄米が血糖値を上げないわけではありません。

お米であることには変わりがないので、それなりに上昇をします。

ですから、上昇を緩やかにすることによって、体への負担を更に減らすことができるのです。

食べる順番


それは、

いただきますの後に、お米から食べない


ということです。

何を食べても血糖値は徐々に上がっていきます。

できれば、サラダなどから食べ、徐々にお米の量を増やして食べていくことが大切です。

白米を食べなければならない場合でも、ある程度お腹の中に入れてから白米を食べるようにすれば上昇は抑えられます。

私がカレーライスの時に起こっためまいは、お米を食べるしかなかったからです。

他に徐々に血糖値を上げていくための総菜などがなかったため、白米を空腹で口にしてしまったためです。

ですから、玄米であっても、お米から食べることは避けましょう。

朝の低血糖状態には、特に気をつける


また、朝食でご飯を食べたい場合などでは、起きたばかりの低血糖値状態は避けたほうが良いです。

少しフルーツなどを食べる(あるいは飲む)などして、少し血糖値を上昇させてからの方が良いでしょう。

玄米は消化が悪いことを考慮する


玄米は消化が悪いので、よく噛んで食べる必要があります。

ですから、おかずなどの食べ合わせはとても重要です。

ネバネバ、トロロ系のものや、スープ状のものと一緒に食べると、そのまま飲んでしまうことがあるかもしれません。

ですから、できるだけ噛んで食べるようなものと一緒に食べるのが良いかもしれません。

噛んで食べることで唾液も出てきますので、消化が促進されます。

特に夕食では、よく噛んで胃の消化を助けてあげることで身体への負担を軽減させることができます。

 

玄米で快適な生活を


玄米を中心にすれば、食後の不快感から開放されます。

昼食では、お弁当などで玄米を持っていけば、おかずだけを買っても良いでしょう。

昼食後の眠たくなる現象からは開放されます。

年齢と共に、体質が変わるなどして、食事が快適でないことも起こってきます。

そんな時には、白米を疑ってみてもいいかもしれません。

玄米はこうした血糖値だけでなく様々な栄養もたっぷりですので、年齢と共に玄米食へ変えていっても良いのではないかと思います。