玄米を圧力鍋/圧力釜で美味しく炊く5つのステップ
目次
発芽玄米ご飯を、圧力鍋/圧力釜で炊く3つの理由
玄米を炊飯器で炊くこともできますが、圧力鍋/圧力釜で発芽玄米ご飯を炊くには3つの理由があります。
1.炊飯時間が短い
2.玄米の形が残りやすい
3.小豆もしっかり火通る
玄米ご飯だからといって妥協するのは嫌なのですが、多くの場合、ある程度の妥協をしてしまいます。
その一番の妥協は、お米の形。
寝かせ玄米はかなり形が崩れますし、炊飯器でもあまりうまくいきません。
小豆も多少堅さが残っていた方が好きなので、
短時間でしっかりと中まで火を通して、玄米でもお米の形をちゃんと残して食べたい
というところから、発芽玄米ご飯は圧力鍋/圧力釜で炊くことにしています。
私が使っているのはコレ↓
https://gemmai.com/jp/wmf-4-5l/
ほぼ毎日炊飯を続け、そして突き詰めた方法を伝授します。
玄米を美味しく炊く5つのステップ
【1】玄米を計り、研ぎ、水に浸します
【2】玄米を、水に6~9時間以上浸ける。
【3】玄米と水、塩と小豆を、圧力鍋/圧力釜に入れる。
【4】強火にかけ、圧力鍋/圧力釜リングが3まで上がったら4分弱火にする。
【5】ピンが下がりきったら、炊飯ジャーに移し保温する。
【1】玄米を計り、研ぎ、水に浸します
計量カップなどで正確に量り、軽く水洗いします。
米ぬかがないので、水などは濁ることはほとんどありませんので、軽く表面のゴミを落とします。
そして、ザルに玄米を上げ、そこから100回ほど手で研ぎます。
(表面に軽くキズを付けます。)
玄米を水で軽くすすぎます。
(少し濁ると思います。)
そして、タッパなどで水に浸します。
(玄米の上1センチくらいまで水を入れます。給水して米が大きくなるので。)
私はアルミのタッパ「クイッキー」というものを使っています。
【2】玄米を、水に6~9時間以上浸ける。
短くとも6時間以上浸けることをオススメします。
できれば9時間程度。
玄米は水につけると発芽モードに入りますが、発芽をある程度進めるためには時間が必要です。
(発芽しなくても大丈夫です。)
また、水洗いしてすぐに炊いても、玄米(特に玄米を被う糠)が堅いままになってしまいます。
【3】玄米と水、塩と小豆を、圧力鍋/圧力釜に入れる
水に浸した玄米をザルに上げ、軽く洗い、圧力鍋/圧力釜に入れます。
圧力鍋/圧力釜に小豆と塩を入れます。
小豆を、ひと握り(40グラムくらい)
粗塩を、ひとまみ(通常の塩でも良いです)
私は、粒が小さめの小豆が好きです。
圧力鍋/圧力釜に水を入れます。
小豆を入れない場合の通常の水の量は、玄米1合(カップ)に対し1.2~1.3カップ程度。
私は小豆を入れるので、玄米1合(カップ)に対し1.5カップ程度にしています。
私はいつも2合を炊くので、
2カップ(180mlx2)
+
1/2カップ(90ml)
を入れています。
※浸す時間が短かかった、少し柔らかめがお好き、古米の場合には少し水を多めにします。
また、新米の場合には少し少なめでも良いかもしれませんが、玄米1合(カップ)に対し1.4カップを目安にします。
そして小豆に水を吸収させるため、15~30分ほど置きます。
https://gemmai.com/jp/selectwater/
https://gemmai.com/jp/pressurecooker/
【4】強火にかけ、圧力鍋/圧力釜リングが3まで上がったら4分弱火にする
15~30分ほど小豆に水をさせたら、火にかけます。
一般の圧力鍋/圧力釜で、普通に白米を炊くのと同じです。
わが家は以下の設定です。
IHキッチンなので、
[5:強]にしてピンが上がるのを待ち、
[1:弱]にしてタイマーを4分
火を切ってから、自然にピンが下がるのを待ちます。
圧力鍋/圧力釜のピンが下がるまでは炊いている状態です。
無理矢理、ピンを下げるために冷やしても堅いままです。
【5】圧力鍋/圧力釜のピンが下がりきったら、蒸らす
圧力鍋/圧力釜のピンが下がり中を開けて見てみると、まだ、お米が十分に水を吸いきっていない感じがします。
玄米は蒸らしがとても大切ですので、まず全体を混ぜて蒸らします。
小豆も場所によっては固いこともあるので一緒に混ぜます。
もし可能であれば炊飯ジャーに移して蒸らしても良いです。
圧力鍋/圧力釜であれば、そのまま冷めるまでほおっておきます。
最低でも15分以上置くこととオススメします。
30~1時間程度すると、お米と水分が馴染んできます。
食べる分だけを取ってから、私はこの後、タッパに詰めて半冷凍しておきます。